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明石家さんまの師匠・笑福亭松之助さん死去!独特の指導法・師弟関係とは?

明石家さんまが日本一のタレントに育てたのは、松之助さんの独特の指導のおかげだと言われています。その関係は、厳しいことで知られる落語家の師弟関係とは全く違った師匠とさんまとの師弟関係です。

落語家の師弟関係といえば、昔は厳しくて当たり前の時代でした。理不尽に怒られるのが、普通だった時代に松之助はさんまをノビノビと育てました。

さんまから「松之助師匠じゃなければ、今の俺はない。」と言われたのが松之助はとても嬉しかったと語られていました。

笑福亭松之助プロフィール

◆笑福亭松之助(しょうふくてい・まつのすけ)本名・明石徳三。

1925年(大14)8月6日、神戸市で生まれ育ち、寄席好きの母親の影響で幼い頃から演芸場へ通った。

1948年に5代目笑福亭松鶴に入門。

宝塚新芸座を経て、草創期の吉本新喜劇では作・演出もこなし、吉本新喜劇の前身「吉本ヴァラエティ」の座員としても活動。映画や、NHK「まんてん」(03年)など、テレビでも活躍しました。
得意ネタは「三十石」「らくだ」「野崎詣(まい)り」

吉本新喜劇兄弟子らと一線を画した松之助さんは「わしは自由人」が口ぐせで、枠にとらわれない生き方を貫きました。

さんまが松之助師匠に弟子入りした理由は?

松之助がさんまが弟子入りする時に「なんで僕を選んだんや?」と聞いたところ、さんまは「師匠は、センスがありますから」。普通なら怒って当然ですが、松之助さんは怒ることなく「褒めていただいてありがとう」と言いました。

さんま駆け落ち!?

1974年にさんまが弟子入りしました。さんまは駆け出し時代、女性と駆け落ちし、無断で上京しました。松之助は戻ってきたさんまを無条件に受け入れました。松之助は生前「戻ってきたのは、気持ちを入れ替えてやり直すということだから、怒ってもしゃあない。」と話していました。

さんま落語家からタレントへ転身!

さんまは入門後、しばらくは落語家として活動していました。

弟子時代のさんまが、要領よく家事をこなす器用さに目をつけ、落語家よりもタレントに向いているといち早く見抜きました。

当初は「笑福亭さんま」という芸名でしたが、落語家よりもタレントとしての才能があることを見抜いた松之助さんは、「笑福亭」を返上させ、代わりに自分の本名である明石から「明石家」と名付けました。

また入門後間もなく、落語家としては活動しなくなったさんまだが、師弟関係は続きました。

「落語家の噺を直接教えることはなくなったが、テレビに出るさんまさんを見て気付いたことを松之助さんは手紙にしたため、定期的に送っていまし。さんまさんはその手紙を何度も読み返し、『これは宝物』と言って大事に持っていたそうです」

素晴らしい師弟愛!

明石家さんまの名前の由来は?

明石家さんまが関西テレビ「さんまのまんま」で、師匠・笑福亭松之助(90)と共演し、ユニークな芸名の由来など“さんまの成り立ち”について語りました。

師匠の松之助がゲストとあり、最初から「いつものゲストより倍疲れるわ」と緊張するさんま。

さんまの代名詞ともいえ、愛娘IMALU(いまる)の名前の由来ともなった「生きてるだけで丸もうけ」が、当時、禅にハマっていた師匠との雑談の中に出てきたフレーズだったことなど、思い出話を披露しました。

「落語家でさんま、っておかしいもん」と苦笑する芸名については「うち(の家)がさんまの水産加工業をやってたから『明石家さんま』なんです」と秘話を披露!

兄弟子が「明石家ひらめ」と名付けられたが、命名の翌日、「ヒラメは海底に沈んで浮かんでこないので、芸人としてよくないと思います…」と松之助に土下座して芸名を返上したことや、「(命名は)じゃまくさい」という師匠の豪快な人柄から、松之助一門にユニークな芸名が生まれたことを明かしました。

「さんま・岡村の花の駐在さん」に出演

お笑いタレントの明石家さんま(63)が23日、大阪城公園内にできた「COOL JAPAN PARK OSAKA」のTTホールで、こけら落とし公演『さんま・岡村の花の駐在さん~駐在さんが復活って、そんなアホなことあるか、それはないやろ…ホンマや!!~』に出演。

前日2月22日に師匠・笑福亭松之助(本名・明石徳三=あかし・とくぞう)さんを老衰で亡くしたばかりだが、師匠の思いを継ぎ、満員の観客の爆笑をさらった。

舞台に対して実直だった松之助さんの思いを受け継いださんまは悲しみに暮れることなく、オープニングトークでさんまは「私もいろいろありましたけど、今日こけら落としを迎えることができました」とあいさつしました。

25日からWWホールで外国人観光客も楽しめるノンバーバルショー『KEREN』が上演されるが『駐在さん』らしい簡易なセットに「こけら落としが、この貧素なセット。もうちょっと凝ってもいいやろ」とツッコミを入れ、観客は大爆笑になりました。

署長役で桂文枝が登場すると、さんまはイジりまくり。過去に怒られた話を面白おかしく、ぶっちゃけトークし、松之助さんとのエピソードでも爆笑を誘いました。

さんまは3ヶ月前、文枝から「(松之助さんが)もうアカン」という連絡を受けて病院へ向かったところ「すっごい元気やった」と振り返る。

文枝が「先生が『もう危ないから、さんまを呼んでほしい』って言って…」と反論したが、さんまは「俺が行ったら師匠は『何しに来たんじゃ、アホ! 弱ってる姿はお前には見せたくないねん』って帰らされた」と病室での思い出話で笑いの渦を巻き起こしました。

また、殉職しそうになるシーンでは「師匠~、すぐおそばに…」とボケるなど、終了予定を1時間以上過ぎながらも笑わせ続けた。

素晴らしい芸人魂!

 

『花の駐在さん』には西川きよし、間寛平、月亭八方らも出演した。この模様はABCテレビで3月9日(後3:00~4:30※関西ローカル)に放送されました。